地方から遠方への引越し

地元から遠方のワンルームへ引越しするときは、家が移るのではなく、ある種の旅行だと思えてなりません。元の家というのは、引越しできませんので、自分が引越し先へ引越しすることになります。長らく親しんできた地元を離れることになりますが、むしろ引越しを楽しむ、旅行感覚です。 でも、そうした旅行感覚は旅行とは違いました。

引越しというのは、その引越し先で暮らすことなので、当然身の回りの環境が変わるし、日ごろから付き合う人が変わります。辺りの景色、店、雰囲気、がまるで違ってくるからです。周りと部屋の中に1人である状態、この2つの壁が、やがてたちはだかってきます。異質な暮らし方を反復していくなかで、あそこに生活品を売っている店があるなどと、少しずつ感覚を養うような感じでした。

部屋の壁は真っ白、10階建てほどのマンションだが、作りはさほどよくないようなところです。洗濯物が貯まり、シャワーカーテンを使うとは思いません。単身引っ越しすると暮らしが変わるので、旅行で楽しむような気持ちではなくなったというのが引越し体験です。